本当の自分はどれなのか

本当の自分はどこにいるのか


誰が好きなのか

誰といると幸せだと感じるのか


全部分からなくなってしまった


考えても考えても分からなくて考えることをやめた


お酒に頼ってその場しのぎで生きている


毎日取り繕った笑顔を振りまいて後で泣く


職場のある人に言われた。AIみたいだね、と。


そうですよ、だってそうやって笑っていないと生きていけないんだから。

と本当は言ってやりたかった。


職場の私を好きだと言う男に言われた。

どうしてそんなにネガティブなの?と。


私の人生を貴方が一から体験してくれれば分かると思いますよ、と本当は言ってやりたかった。


自信なんてとうの昔に失くした。

笑っていないと自分には価値がないことも、とうの昔に知った。


毎日一緒に酒を飲み明かしても、私の腕の傷痕にも太ももの傷痕にも気付いてないでしょう。


自分が怖くなる。

あれだけ平凡を望み、もう傷つきたくないし誰も傷つけたくないと、あんなに願っていた私なのに。


今、わたしは何人の人を傷つけているんだろう。


自分の痛みには敏感で他人の痛みには鈍感な所、昔の自分と何一つ変わっていない。


今の自分を正当化するために、酷い人間を演じ続けているけど、本当は全部やめにしたい



虚無の毎日、考えても考えても答えが出ない毎日は思ったより苦痛だ。


今日もその場しのぎで生きていくんだろうな


遠くない将来にいつか終わりが来ることが何故か分かっているからかな。



皆さん、あけましておめでとうございます。


この時期私はいつも一人ぼっち。

一人でいることもアニメやYouTubeのおかげで

苦だと思わない毎日もこの時期だけは違う。


世間のほとんどの人が家族やら親戚と過ごす。

気分転換に買い物に行っても家族で賑わっているし、

ジムやヨガに行きたくても運営してない。


必然的に一人ぼっち。

この時期だけは世界に置いてけぼりにされてるような

そんな感覚に陥ってしまう。


親戚一同集まって話すことって何?

家族や親戚の中で緊張感なくタバコを吸えたり

お酒を飲めたりする感覚ってどんな感じ?


分からない。


友達も彼氏も私にはいる。

一人ぼっちじゃないと心に言い聞かせる。


それでも、私を襲う黒い感情。

夜更かしなんてせず早く眠ればいいのにね。

カーテンの隙間から日差しが入らないと安心できない

夜を乗り越えることがこんなにも難しいこと、

最近すっかり忘れていたな。


成長したんだと思い込んでいた。

私な心は穏やかだと、大人になったと、思い込んでいた。


でもそれって環境のおかげ、私の努力じゃない。


白黒はっきりしないと前に進めないこの性格も、

相手を突き放すような言葉遣いも、何も変わっちゃいない。


私は環境に生かされているのだと実感する。

周りが気を遣ってくれてるのだと実感する。


ごめんなさい



一日中稼働させていたクーラーを久しぶりに切って寝た夜。

川のせせらぎ、虫の鳴き声、鴨が水を弾く音、心地よい風、もうすっかり秋だ。


日々YouTubeを見ながら亡くなった彼のことを思い出して物思いにふけたり、今をときめくイケメン俳優と呼ばれる彼等を見て心をときめかせたり、明日はどんなお弁当にしよう夜ご飯は何にしようなんて、携帯漫画を片手に考えたりしている。


要は私は満たされてしまっているということだ。

もう、あの頃のような言葉を紡ぐことができない。もう、あの頃のような心の中の黒い塊に振り回される私ではない。


それは成長と言っていいのだろうか。

ただ、腐った人間達や、大都会東京渋谷から離れて暮らすことにより平和な環境を手に入れたからなのだろうか。

だとすれば、私はただ逃げただけで、強くなることを諦めたということなのだろうか。

この安定は一時的なものなのだろうか。


正直そんなことはどうでもいい。

今の私は穏やかすぎるくらいに穏やかだ。

それでいいじゃないか。


都会のワンルーム、締め切ったカーテン、机の上のカップ麺、ストロング缶、錆びたカッター、血痕、増える長袖、いつのまにか白くなった肌。


こんな私だったはずなのに、


今わたしは、夏が過ぎ去ることを惜しんでいるのだ。




生きているよりも辛いことが

多すぎるように思う


朝起きたら傷だらけの腕

血のついた床


こんなにも毎日が虚無で溢れているのに

どうしてそれでも生きているかって

それはきっと未来の何かに期待しているから


良かったよと褒めてくれる上司

大好きだよと笑いかけてくれる彼氏


世間から見たら普通に幸せなんだろう

でも私の病気がそうは思わせない


悲しいことが何よりも怖いはずなのに

幸せすらも私は怖い

いや、幸せの後にある悲しみの大きさを

知っているから幸せすらも怖くなってしまった


見捨てられることへの恐怖

自分の容姿への劣等感

何もかもに自信がもてない


幸せを恐怖だと感じる時、

私は人を信じることやめる。

それはもはや意図的なものではなくて、

この脳が勝手にそう働く。


でもそれは自己防衛とみせかけて

悲しみへの予防線とみせかけて

実はその逆の結果を生むことに最近気付いた。


私が誰も信じないばかりに

彼は私と付き合うことを地獄だと言っていた

どこかの知らない女の子に、笑いながら、

私のことを障害者だと罵っていた


そう、これが結末。


バカみたいでクソほどしょうもない世界でしょ


私が生きていることが悪なら今すぐにでも死ぬし、

私が存在することで地獄だと思われるくらいなら、

今すぐにでも別れて、この世を去るよ。


それなのに好きだよだなんて言うから

ほら、私はもっと人を信用できなくなった


一回死んで、もしも生まれ変わったら

炊飯器か愛される飼い猫になりたい


輪廻転生なんて信じちゃいないけど、

もしも涅槃があるなら私もその境地に達したい


この世界に期待して絶望しての繰り返し

生きていたら幸せなことがまだまだあるよと

彼は言ったけど、それ以上の悲しみにはどうやって耐えればいいのだろう


こんな時いつもヒミズ染谷将太を思い出す

この世界への絶望感、手に取るように分かる



皆がみな同じであれば、よくわかる、

働き者か怠け者かもわかる、

何だってわかる、自分のこと以外なら。

詩会の選者よ、要するに何だってわかる、

血色のよい顔と青白い顔の区別もわかる、

すべてに終末をもたらす死もわかる、

何だってわかる、自分のこと以外なら。



目に入るもの全てが黒く見える

全部全部私を傷つけるものに見える


居場所のない職場

作り笑顔の毎日

逆らえない社会


世間はハロウィンでわーわー楽しそう

お願いだから私の視界に入らないで


自慢げに胸をさらけ出して羨ましい

私の彼氏もまんまとひっかかるよ


私には信じられるものなんか何一つないから、

私を好きだと言ってくれる彼氏でさえ

私は一度たりとも本気で信じたことはないから、

どうせハロウィン女子に浮かれて浮気して

ほーらさよならになる


昔浮気を繰り返していた人間は

昔女の子と遊ぶのが大好きだった人間は

そう簡単には変わらない


こんなこと言ったら、まるで初期のネジみたいだね

と笑われてしまうかもだけど、

だって本当にそんなもんだから仕方ない。


気持ちが悪いなにもかも

全部全部みんな敵に見える


逃げ出したいって引きこもりたいって

世間と関わりたくないって心底思う


昔の私に逆戻りだけはしたくないのに


でも頑張れない、こんな世界じゃ頑張れない


人の感情を、人の時間を、人のお金を、人の期待を

なんとも思っていない奴らがわんさかいる


そうゆう奴らに限って手首に傷一つ付けずに

のうのうと生きている

目に見えない病気を安易に考え

1ミリも響かない説教を気持ち良さそうにしてくる


理解されない

明日も生きることが怖くて眠れなかったり、

死ぬか生きるかの葛藤で苦しんだことのない人間には

当然理解されるはずがない


セサル・バジェーホもロベルト・フアロスも

どうやってこんな世界を生きていたの?


イスパノアメリカの詩人達でさえ

曖昧だった答えを私が探し出せるはずがない


くそほどしょうもない人間関係、

もう私には頑張る意味がないよ


何のために笑うのか、何のために感情を

押し殺すのか、だれか教えてよ 





自分はいつ死ぬべきだったかを考えることがある。誰にも聞けないこの問いが苦しくて、普段は過去をどこか遠くに放り出して生きている。過去を捨てたわけじゃない。だからお願い、許して欲しい。

私に生きる価値はあるのだろうか?
私はいつ死ぬべきだった?

私を好きだと言ってくれていた先輩が亡くなったとき?
私の大好きだった先輩が加害者になったとき?
中学に押し寄せるカメラから逃げたとき?
大きな十円ハゲが出来て、クラスの皆から笑われたとき?
ずっと支えますと誓った約束を破ったとき?

毎晩、お母さんがあの人の母親から罵声を浴びせられて泣いてる姿を、見て見ぬフリをしたとき?
ICUに入って命さえ危うかったお姉ちゃんが、退院してもなお自分勝手だったことを心のどこかで恨んでいたとき?

この世で一番大切なものを私が自ら選んでこの世から消してしまったとき?


結婚を誓って別れることなんてないと思っていた恋人を裏切ってしまったとき?


心療内科境界性パーソナリティ障害だと告げられたとき?


きっとどれだけ後悔しても、どれだけ罪悪感に苛まれても、ラチがあかない。

幸せになりたいと願う私をお願いだから許してほしい

どうか解放してほしい



手首をどれだけ切り刻んでも死ななかった
薬をどんなに沢山飲んでも死ななかった


許してほしい

死にたいと願いながらも生きる私を許してほしい

そして出来ることなら助けてほしい

この虚無の毎日から引きずり出してほしい

明日に怯える私をどうか慰めてほしい

この世に絶望している私に、この世界のいいところを沢山教えてほしい

もうこりごりなんだ、傷つけるも傷つけられるのも。


私はただ本当に、心穏やかに過ごしたいだけなんだよ。本当にただそれだけなんだよ。








不幸に鈍感な人間になりたかった。そう思わずにはいられないことが多々ある。悲しい、苦しい、辛い、こんな感情全てが私の恐怖の対象であるからだ。


死にたい、という漠然とした願望を抱えながら今日も何故か生きてしまった。


辛いことや悲しいことがあったから死にたいのではない。これから先起こるであろう、不幸に耐えられる自信がないからだ。不幸とは一概に「こうゆうものだ」とは決められない。ただ私は、胸をえぐるような真っ黒なあの苦しみや悲しみを、もう出来るだけ味わいたくないのだ。味わう前にこの命を終わらせたいと願ってしまうのだ。


そうはいっても、私は生きている。この歳になってようやく気づいた。自ら命を絶つことはなかなかできないものだと。この手首の傷跡が、ケロイドと化してしまった太ももの傷跡が、それを私に今も教えてくれている。


血で錆びたカッターは捨てた。太ももを深く刺したあの包丁は使わない。薬とお酒の組み合わせを見ると身震いするほどに拒絶する。


大丈夫、私はもう戻らない。


死を漠然と願いながらも、今日もYouTubeを見ながら、夜ご飯のことを考えている。


普通じゃなかった人間が普通に近づいたところで、誰も褒めてくれはしないから、自分でほめるよ。


「成長したね、えらいね私。」


大丈夫、私はみたいな人間はきっと死なない、死ねない