目に入るもの全てが黒く見える

全部全部私を傷つけるものに見える


居場所のない職場

作り笑顔の毎日

逆らえない社会


世間はハロウィンでわーわー楽しそう

お願いだから私の視界に入らないで


自慢げに胸をさらけ出して羨ましい

私の彼氏もまんまとひっかかるよ


私には信じられるものなんか何一つないから、

私を好きだと言ってくれる彼氏でさえ

私は一度たりとも本気で信じたことはないから、

どうせハロウィン女子に浮かれて浮気して

ほーらさよならになる


昔浮気を繰り返していた人間は

昔女の子と遊ぶのが大好きだった人間は

そう簡単には変わらない


こんなこと言ったら、まるで初期のネジみたいだね

と笑われてしまうかもだけど、

だって本当にそんなもんだから仕方ない。


気持ちが悪いなにもかも

全部全部みんな敵に見える


逃げ出したいって引きこもりたいって

世間と関わりたくないって心底思う


昔の私に逆戻りだけはしたくないのに


でも頑張れない、こんな世界じゃ頑張れない


人の感情を、人の時間を、人のお金を、人の期待を

なんとも思っていない奴らがわんさかいる


そうゆう奴らに限って手首に傷一つ付けずに

のうのうと生きている

目に見えない病気を安易に考え

1ミリも響かない説教を気持ち良さそうにしてくる


理解されない

明日も生きることが怖くて眠れなかったり、

死ぬか生きるかの葛藤で苦しんだことのない人間には

当然理解されるはずがない


セサル・バジェーホもロベルト・フアロスも

どうやってこんな世界を生きていたの?


イスパノアメリカの詩人達でさえ

曖昧だった答えを私が探し出せるはずがない


くそほどしょうもない人間関係、

もう私には頑張る意味がないよ


何のために笑うのか、何のために感情を

押し殺すのか、だれか教えてよ